結論
人間は今から相対的にどう変わったかで満足度が変わる。
そのため、最新家電を買う前にいったん今の生活を分析しましょう。
はじめに
新生活は何かとお金に困ることが多く、予算も限られています。そんな中で買った家電が後ほど「あれ買って結局使わなくて〜」や、「買った後〜円安くなって」とかで損をした気分になるのはもったいない。そんな事態を避けるのに役立つと思いますので、読んでいただければ幸いです。
目次
1.最新家電=満足の考えはNG
2.購入決定までの手順
2-1.製品(大体裏面)でメーカーと製品番号を確認
2-2.製造番号を検索して価格コムで販売日を確認
2-3.年数+メーカー+家電名で検索
1.最新家電=満足の考えはNG
実は最新の家電で揃える=満足度高いと連想するかもしれませんが、それは正解ではありません。
ずばり、人間の満足度は今の生活と比較して相対的に決まります。
〈例〉
◆実家の電子レンジの自動温め機能が新生活で無くなった→満足度↓
◆実家のドライヤーより髪が乾くのが早くなった→満足度↑
◆実家にはなかったけど空気清浄機を購入→満足するか不明
◆実家で使っていなかった家電→満足度への影響は限定的
このように、今の生活が基準で満足度が変わるため、自分が何の家電をどのように使っているのかの分析が満足度を上げるポイントです。
大事なのは、いま自分が使用している家電より+α便利なら良いことあって、「最新」である必要はないんです。もしも、今実家で使っている家電が5年前の製品であるなら、最新版でなくとも1〜2年前の型でも今の生活より満足度は上がります。
<例>
現在iPhone5で満足している人がスマホを買い換える際、予算が限られているのなら最新のiPhone12でなく、販売時より安くなったiPhone8でも満足はできるって感じです。この視点を持てば、最新家電で揃えなくとも安く買える1-2年前のモデルでも満足度を高めることが可能です。
2.購入決定までの手順
新生活で満足度を下げないためには↓がおすすめです。
今使っている家電と同じものを新品で購入
同じメーカーでよりも新しいモデルを購入
メーカーが同じであれば、機能が良くなっても操作性が変わらず使えるケースが多いです。
<例>
◆iPhone5→8 早く動くようになったし、なんとなく使える
◆iPhone5→最新のAndroid なんか使いづらい…良くなったのか?
この場合は同じApple製品だから使いやすいとなっています。スマホほどでないですが、炊飯器や電子レンジなどの家電もメーカーが同じであれば勝手が変わらずストレスなく使える可能性が高まります。
2-2.製造番号を検索して価格コムで販売日を確認
該当商品の製造番号を価格.comで検索してみて下さい。価格.com(価格コム)は、あらゆる製品・サービスを、販売価格やクチコミ情報、ランキングなどの視点から比較・検討できる、お買い物支援サイトです。電気圧力鍋の家電製品カテゴリだけで、1,107件も該当商品がヒットします。家電量販店に行って商品を比較するよりも、より多くの製品の中からスペックや価格をお手軽に比較できます。価格コムで家電製品を見る際に確認して欲しい項目は、①最安価格、②発売日、③同じ家電製品カテゴリでのランキングです。実際の確認方法は下記の通りです。
<例:価格コムの見方>
①最安価格:12,580円
②発売日:2019年9月12日
③同じ家電製品でのランキング:3位
下記の条件を満たすのであれば新しい家電を買うよりも今実家で使っている家電と同じものを買ったほうが無難です。今まで使っているものと同じ家電製品であれば、操作や使い勝手が変わらないので、ストレスなく使用できるからです。
現在実家で使用している家電に不便を感じていない
予算に無理のない範囲で購入できる
価格コムのランキングで10位以内
2-3.年数+メーカー+家電名で検索
手元に家電製品がない等の理由で、製品番号を確認したくてもできない場合もあると思います。
そんな場合は、購入してからの年数、メーカー名、家電名などから、今よりも機能性が高い家電製品を見つけることが可能です。
<例:実家で使用している電子レンジがシャープ製で2017年に購入してると判明>
検索ワード:2019年 電子レンジ シャープ
上記の検索ワードで出たものなら、最新より安く、使い方がわかり、今よりも機能性が高い家電製品を見つけることができます。
→結果として最新家電製品でなくとも満足できる可能性が高まると言えるのではないでしょうか。
3.終わりに
若干の手間はかかるように見えるかもしれません。しかし、ノープランでいきなり家電量販店に行ってズラッと陳列している所から選択するよりも、時間もかからず失敗する可能性も低くなりますので、是非お試しください。