新社会人or貯金がたまらず悩んでいる方
【目次】
はじめに
結論
自動化が良い理由
貯蓄に役立つサービス
おわりに
はじめに
お金っていつの間にか無くなってませんか?
日本国民の3分の1が「ゼロ貯蓄」といわれるほどになっている中で、「老後2,000万円問題」「年金崩壊」など、お金に対する不安を増長させる報道は後を絶ちません。
しかし、断言します
「やり方さえ知っていれば貯金は何もしなくてもできる」
ないに越したことはない貯金
貯金によって得られるメリットはざっと思いつくだけでも下記のとおりせす
安心感が手に入る
投資を試すことができる
いざという時仕事から離れられる
将来を見据えた行動ができるようになる
お金に対するネガティブニュースもそんなに不安にならない
今回は金融機関職員かつ月収10万円代で800万円をためた経験から「貯金」の考え方+おすすめのサービスをご紹介させていただきます。
結論
貯金は自動化するのが最適解です。
自動で貯金ができる仕組みを作った後、あなたはお金のことを考えないで日常を過ごしていれば良いんです。
自動化+放置+時間=貯金
貯金の自動化とは
まず「貯金は自分でやるもの」「余ったお金を貯金する」という考えではいつまでも貯金はできないし、計算に苦労するので捨てましょう。
明日生きるか死ぬかわからなかった太古から脳の仕組みが変わらない我々人間は、本能的に給与(取得物)を使ってしまいます。しかし、逆にないものは使おうとも思わない。自動化とは、前もって給与から貯金額を引かれた金額が支給される仕組みのことを指します。
①貯金に回すお金を引いた収入を得る
メリット
確実に貯金ができる
→お金を使い切って貯金できない問題を防止
定額を貯金できる
→「~のためにあと~年で~円貯める」と計画を立てやすい
なにもしなくていいので楽
→最初から貯金されているので、存在を忘れても平気(むしろ忘れたほうがいい)
もらった給与は使い切って良い(遠慮しなくていい)
→「貯金をするために今月使えるのは~円」といったことは考えず、次の給与までに生きられれば良い
自動化のサービス
自動化の存在を知った上で、実際にできるサービスを紹介と評価を行います。
評価ポイント
総合評価
→下3つを踏まえてどれだけお勧めできるか
手軽さ
→設定可能な金額に縛りがないか、だれでもできるか、初期設定の簡便さから評価
難易度
→引き出すのが困難なほど評価は高く設定(つい使ってしまうのを防止)
お得度
→税制度、運用益などから評価
財形貯蓄
総合評価★★★☆☆
手軽さ★★★☆☆
難易度★★★★☆
お得度★☆☆☆☆
<解説>
会社の福利厚生の一種です。給与から天引きする金額を設定すると、毎月の給与は天引きされて振り込まれるようになり、設定した金額は別の口座(財形貯蓄用の自分名義の口座)に自動で貯金されるようになります。
先取貯蓄=財形貯蓄となるほどに定着しており、良くも悪くもこれが基準といえるような立ち位置です。
<特徴>
企業の給与先取貯蓄で最も有名で歴史がある
一般、住宅、年金の3種類あり、住宅と年金には節税の制度がある
<メリット>
自動で積み立てができる
掛け金の設定が自由
福利厚生制度のため会社が手続きを行ってくれる
引出すには銀行と勤め先に書類を提出する必要があり手間がかかる
<デメリット>
福利厚生なので勤めている会社によっては使用できない
節税効果が微々たるものしかない
iDeCo
総合★★★★★
手軽さ★★★☆☆
難易度★★★★★★★★★★★★(測定不能です笑)
お得度★★★★★
<解説>
国が設けた年金制度の一種で、将来自分がもらえる年金に+αするようなイメージです。
20-60歳ならほとんどの人が加入でき、毎月自身が設定した金額を運用(銀行の定期預金や株や債券に投資すること)するというものです。
この制度で運用するお金は60歳まで何があっても引き出せないという非常に厳しい制約がある一方で、税制面ですさまじいメリットがあります。
<特徴>
年金の一種類
金額と運用先を自分で選ぶ
→財形貯蓄が預金一択なのに対して、預金・株・債権と預け先を選べるイメージ
<メリット>
税制でのメリットが強い
→運用した金額+運用益に税金がかからない
60歳になるまで絶対に引き出せないので、老後の備えとしては最強
<デメリット>
毎月運用に回せる金額の上限が低い
自営業6.8万円、少ない人だと2万円程度
給与がない人には全く意味がない
金融機関や運用先を選ぶ手間
最初のうちは何を選んで良いのか迷う(決めたら後は放置できる)
定額自動入金サービス
総合★★★☆☆
手軽さ★★★★★
難易度★☆☆☆☆
お得度★☆☆☆☆
<解説>
金額を設定すると、毎月自分の口座Aから自分の口座Bに自動で預金を移してくれるイメージです。
ネット銀行で導入しているところが多く、私は住信SBIネット銀行で使用しています。
<特徴>
すべての人が使える
やっていることがシンプル
<メリット>
何もしなくていい
今回紹介する中で最も手軽
ATM手数料を気にする必要がなくなる
→給与口座に設定されているメガバンクと異なり、定額自動入金を使えるネット銀行はATM手数料が月数回まで無料のところが多いです
<デメリット>
預金利息しか付かないのでお得度は低い
引き出そうと思えばいつでも引き出せてしまう
おわりに
今回は貯金について、自動化の推奨とそのサービスについて述べていきました。
「もらった給与をいくらまで余らせるか」といった思考は捨てて、自分が貯金していることを忘れているぐらいの方が気持ち的にも貯金の成功率的にも高くなります。今回の記事が皆様の経済的にゆとりにつながれば幸いです。
また「お金」をテーマにした記事は書きたいと思いますので、その時はよろしくお願いします。